ひとくちに口臭といっても…
以上のように大別されます。
1のお口の中が原因のものは、歯科の治療範囲ですが、診断後2・3・4が原因と疑われる場合は、専門医にご相談頂くことになります。下記に皆様が口臭予防をする手助けをご紹介致します。
舌が口臭発生源の可能性もあります。舌背にある歯垢を除去することで口臭を予防することができます。 舌清掃は1日1回が原則ですので回数を多くしたり力強くすると逆効果となります。
病的な口臭でなければ水のみによる うがい でも口臭が消えます。ただ、効果は短いという短所もあります。 マウスリンス(洗口剤)による うがいは病的な口臭の方には効果的です。長期連続使用はお避けください。
カテキンは消臭効果があると言われています。近年成分のカテキンだけを抽出したものが出ております。
機械的と化学的な効果のあるチューインガムは、科学的作用のクロロフィルやフラボノイドは実際に薬剤としての効果は薄いです。よって機械的な効果のみなので、差が無いと思われます。ただ、キシリトールガムはペーハーを下げずで予防効果があります。
唾液にはお口の中の洗浄・殺菌作用があり、揮発性ガスを産生する細菌の増殖を抑制するので口臭を予防する効果があります。
また、お口の中が唾液で潤っていると、口臭の原因である揮発性ガスが放散するのを唾液が防いでくれるので口臭が抑えられます。
朝起きた時に「口が臭うな?」と思ったことはありませんか?
これは、寝ている間は唾液の出る量がガクッと少なくなるために起きる現象なのです。
そのほかにも…
などでも唾液の量が減るので、口臭がきつくなってしまいます。
唾液が作られるために必要です。
舌の付け根には舌下小丘という唾液の出るところがあり、そこを舌で刺激することで唾液が出る量を増やすことが出来ます。